GMA政鈺機械による ハステロイ(C276)の加工技術について

GMA政鈺機械による ハステロイ(C276)の加工技術について

 

ハステロイ(HASTELLOY) C276は主に中度や重度腐食性になる環境にて使用されるニッケル合金である、特に硫酸、硝酸、又は塩素などの酸化性気体でも優れた耐蝕性を持っています。

例えば、圧力容器、高温設備、化学反応設備、又は航空分野などの部品においてもその耐蝕性、耐熱性、及び耐酸化性が期待できる材料です。

 

ハステロイは難削材として知られ、悪夢材料とも言われております。

それは加工の際に切削工具の刃が鋼材と摩擦する事で熱伝導率が悪く加工硬化が生じやすく切削工具がダメージを受け使用寿命が短くなり、加工精度の維持が難しくなります。

 

 

この数年、弊社は顧客様の要望に応えて、様々な分野で開拓しております。

特に、高腐食性を持つ樹脂原料に使われていた押出設備においてはハステロイの加工技術、及び需要が増えております。

 

 

弊社は長年の加工経験により、高精密加工設備が完備しており、ハステロイの加工技術において、色々な方法を試した結果、独自ノウハウで最適な切削条件を導き出しました。

主に冷却性の高い切削油の使用、加工速度を抑えて(15~45M/Min)切削後、切削くずの排除などの熱硬化現象の発生が大幅に抑えております。

又、各加工工程に合わせて全ての加工条件データが記録され、日々検討を続けております。

この結果、切削工具の使用寿命は従来より増え、工具のダメージを約15%程度まで抑える事が出来ました。

 

 

特に、ハステロイに加工穴の深さが直径の12倍以上の加工技術も実現し、

顧客様のご要望に応えるために精度良く優れた製品が届くように社員一同努めて参ります。

 

 

 

 2021-09-22
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